SAMAYA / DRYBAG 8L
¥7,700
サイズ:直径 14 cm x 長さ 56 cm
重量:25 g
素材:Material: Dyneema® Composite Fabric 34 g/m2(耐水圧20,000 mm)
ありそうでない、SAMAYAらしいこだわりの詰まったDCFサック
DCF(Dyneema® Composite Fabric)によるスタッフサックはいつの間にか世に沢山溢れていますが、意外と普通の形のロールトップのサックはあまり市場に見かけないように思います。
一見して普通のスタッフサックに見えますが、スタッフサックの用途と素材をよく理解した作り。また丁寧な作りは流石のSAMAYAクオリティです。
まずはこの新品であるはずなのに少々しわくちゃの外観ですが、これには理由があります。SAMAYAのルーツはテントブランド。テントのフロアとして用いられるこのDCFの素材のハギレをスタッフサックへと流用していると考えられます。DCFの素材は使用を重ねシワが増えることによって縮む特性があります。精密なテントを設計するにあたって、この縮みはどうしても影響が出てくる部分。初めからある程度のシワを作り縮みを想定した生地の状態でテントを組み立てていると思われます。
スタッフサックにおいてもそれは利点となり、よく買った時は大きかったのにすごく縮んで容量が減ってしまったなんていうことはSAMAYAにおいては極力少ない良心的なクオリティで作り上げています。
工夫されたカタチ
やけに細長く、筒状になった外観に疑問を持つ人も多いでしょう。これには理由があります。スタッフサックは縦に長い方が使いやすく。バックパックに滑らせて入れるにしても無駄なくスペースを使いやすいのです。またテントを収納することをやはり想定している為、細長く収納されたテントはバックパックのボトルホルダーに挿して収納することができ、テントの撤収や設置が大変スムーズに行える利点があります。
この辺りがよくわかってるなぁと、なんの変哲もないように見えるスタッフサックに山をよくわかっているSAMAYAの拘りを感じるのです。