if you have / Octa Pants
¥14,300
この商品はメーカー様より5%のドネーションをいただいています。ドネーションは北アルプスのフィールド整備及び環境保全に充てられます。
フィールドで利用するギアを購入することでそのフィールドの環境保全に還元していく。皆様のご協力の下、新たな環境保全と、人と自然の循環の形を作り上げていきます。
素材 : Teijin Octa ポリエステル100% 、ポケット部分ポリエステルメッシュ100%
カラー:Charcoal Black チャコールブラック
サイズ : 5サイズ XS, S, M, L ,XL
重量 : 130g(sizeM)
帝人/Octaのグリッド構造の生地を採用したアクティブインサレーションパンツです。
幅広い温度帯で、寒過ぎず、オーバーヒートせずの快適な状態を保ってくれる、単体で、またはパンツと重ね着して一年を通して活躍する保温着です。
ゆとりのあるパターンと動きを妨げない膝周りの立体裁断&股下のガセットクロッチ。
旅先の宿や部屋着としても単体で着れるよう、タイツではなくパンツのシルエットにして、あると便利なスマートフォン、財布等を入れたまま座ることができるメッシュポケットを後ろ左右に配置しています。
生地表側はスルスルと摩擦が少ないので、上にレイヤリングしたパンツとの引っかかりがなく動きがスムーズです。
履いてみるとわかる快適性、タイツではなくパンツにシフトしたアクティブインサレーションパンツ
帝人/Octaの生地を、より一枚で履くことにシフトした仕様で仕立てたとても履き心地の良いパンツです。
寒い季節、家の中のリラックス着として、シェルやパンツを一枚重ねると寒い季節のアクティビティに対応します。
もちろん伊藤新道の渡渉にも大活躍。他のパンツと合わせるときは、『Busy Pants』はもちろん、タイトなパンツよりは少しゆったりしたシルエットのパンツと相性が良い気がします。定番の一つとなった山と道、5 Pockets Pantsなどもその一例です。
膝まわりは立体裁断で動きやすく、脛のあたりもゆったりとしていて窮屈ではありません。股下はクライミングにも対応するガセットクロッチ。ふわふわとしているのに暖かい不思議なパンツです。
座る時に邪魔にならない位置にポケットが二つ付いています。
徹底比較、STATIC / ADRIFT PANTS
どちらかが優れているというお話ではなく、同じ生地を使った似た用途のパンツを比較することによって、選ぶ人の判断の助けになれば幸いです。
まず生地が同じと言ってもOctaの生地でも異なるタイプを使用しています。ADRIFTに使われるOctaは裏地が全体的に起毛している生地。透かしてみるとグリッドタイプよりも細かい八角系のグリッドが無数に空いています。if you haveのグリッドタイプの生地はよりその八角系が大きく、その形に沿って起毛しています。生地の厚みはこちらの方が多少薄くできています。
<保温性>
ほぼ同等と言っても差し支えない差ですが、その特性は少々異なります。ADRIFTの起毛タイプは嵩があり、密着した時の暖かさは高いですが、熱もすぐかなり抜ける為、同時に涼しいとも言えます。それに対してOctaPantsのグリッドは嵩こそ起毛タイプより薄いですが、表面生地が少し張りのある素材感で起毛タイプより暖かい空気を保持します。抜けることには変わりないのですが、この特性を活かしてOctaPantsは全体的にゆったりとしたシルエットを可能としています。
<耐久性>
こちらはOctaPantsに軍配があがります。表面生地は起毛タイプに比べツルツルしていて引っ掛けなどには多少強いと思われます。またツルツルしているので重ね着した時の滑りは良いです。
ただ比べてということなので、Octaを用いたパンツに過度な耐久性は求められず、ひっかけには弱いのは両方に言えるので用途には注意が必要です。
<シルエット>
不思議ですが、ADRIFTは見た目がパンツっぽいのに、履いた時少しタイツのようなフィット感があります。これは先ほど述べた生地の特性を活かしたシルエットと言えます。腰、太もものあたりはゆったりしていますが、つま先にかけてのテーパードが強くかかっていてピタッとしたフィット感があります。
OctaPantsは見た目はタイツっぽく見えるのに、履いた時にかなりパンツっぽいです。エラスティックゴムのウエストや、全体的に丸みを帯びた形や生地の薄さがタイツのように見えますが、履いた時のシルエットが全体的にゆったりしていて、表面生地のツルツルした質感も相まってパンツ感が高く見えます。
( ↓ くるぶしあたりのシルエットの差)
<ポケット>
これは好みの分かれるところですが、ポケットに手を突っ込んで暖まりたい場合はADRIFTが正解。逆にOctaPantsは最低限のポケットが付いているミニマムな作りです。
<まとめ>
重量や保温性、用途においてもこれは完全に好みで選んでもらって差し支えのない選択ではありますが、生地の特性やポケットやシルエットの好み、合わせるパンツなどにおいてもセレクトの基準にしていただけると思います。
決定的ではありませんが、どちらかというと少しタイトめなパンツを使用されている人はインナーとして使用する場合はADRIFT、逆に少しゆったり目なシルエットのパンツに合わせるならOctaPantsといったように使い分けると、それぞれの特性がより活かせると思われます。
また、二つの生地の熱の抜け感の違いに合わせて外に合わせるパンツの厚みや透湿性の種類をセレクトするといった上級のアレンジも面白いかもしれません。
↓ 色の違い、ADRIFT=ブラック OctaPants=チャコール